こんにちは!ミアゲル転職です。
本記事では、社会人ならだれもが気になるであろう「転職」の基本がわかる本についてご紹介します!!
最後まで読んでいただければと思います。
目次
- ○転職はなぜ行うべきか?
- ○転職活動の参考になる本
- 転職の思考法
- 転職2.0
- 科学的な適職
- 転職が僕らを助けてくれる
- プロティアン
- ○まとめ
〇転職はなぜ行うべきか?
皆さんも転職を一度は転職を考えたことがあるのではないでしょうか?
社会人なら誰しも「今の会社にいていいのか?」、「もっと経験を活かして働きたい」などと思ったことがあるのではないかと思います。
まず、転職活動はなぜ行うべきか?についてお伝えしたいと思います。
- ①自分の市場価値を知ることができる
- ②市場価値を高めることができる
- ③年収を上げることができる
したがって転職を考えていなくても、転職活動をすることで見えてくることがありますし、今後日本がメンバーシップ雇用ではなく、ジョブ型雇用になった際に日本社会的に見たスキルの獲得を目指すためにも転職は必要だと思います。
すでに富士通やKDDI、日立などはジョブ型雇用を開始しています。
また、日本の年収は海外に比べて上昇率が低いため、今後はさらに自分でキャリア形成をする必要性が問われていくでしょう。
〇転職活動の参考になる本
・転職の思考法
一言でいうと、転職の基本が書かれているようなバイブルのような本だと思います。
人は「to do型」と「being型」に分類され、「to do型」が1%、「being型」が99%
この言葉が非常に刺さりました。実際にやりたいことが何かわからない人はかなりいるでしょう。
ただ実際にやりたいことがある人なんて全体の1%なんだということです。
やりたいことよりもどんな状態でいたいか?どうなりたいか?が重要なわけです!
「to do型」の人はその職を極めればいいと思うので、「being型」の人がどう転職していけばいいかについても伝えています。
結論以下の三つの軸でマーケットバリュー(市場価値)を高めるとよいです。
・技術的資産を高める(スキルや経験など)
・人的資産を高める(人脈を広げることなど)
・業界の生産性を高める(今後伸びる業界、年収の高い業界で働くなど)
ぜひ、この本で転職時に市場価値を高められる企業はどこか見極めてみてください。
・転職2.0
この本ではどのように自分の「希少性を高めるか」について述べています。
まずは以下の5つのタグ分類を行い、自分にはどんなタグ付けをできるのかを考えます
- ポジション ⇒ 経験職種(コンサル、法人営業、SEなど)
- スキル ⇒ 業務で身につけたもの、資格(プログラミング、簿記など)
- 業種 ⇒ 業界(電子部品、人材など)
- 経験 ⇒ 経験した業務(海外駐在、事業の立ち上げなど)
- コンピテンシー ⇒ 強み(コミュニケーション力、継続力など)
この分類ごとに自分にはどのような強みを掛け合わせることができるか考え、そのタグの掛け合わせを持っている人が少ないと市場価値は高くなっていきます!
例でいうと、オリエンタルラジオの中田さんは「芸人の面白さ」×「youtubeでの教育」で独自にブランディングすることでブルーオーシャンな市場で戦えているわけです。
ぜひ、この本で自分の「希少性」を高めるためにはどんなキャリアを描いていきたいか考えてみてください。
・科学的な適職
この本では「7つの大罪」、「7つの徳目」、「8つの悪」について記載されています。
「7つの大罪」では、どんな職選びは良くないかということについて述べています。
ここで特に私が気になったのは、「好きを仕事にするのはよくない」ということです。どんなに自分の好きなことをしていてもそこには必ずやりたくないことは発生するものです。例えば、youtuberになって人気になって毎日遊びのような企画をして楽しく稼ぎたいと思う人もいるかもしれませんが、実際は企画立案や動画編集、マーケティングなど実際は地味な業務も多いわけです。なので、単純に好きだからということで仕事にするとどこかで限界が見えるということになります。
「7つの徳目」はこのポイントを大事にして仕事選びをするとよいということです。
ここでは、「自由」や「達成」、「明確」、「貢献」などの7つのキーワードが挙げられています。転職の思考法とも似ていますが、何をするよりも自分がどんな状態でいればよいかということに焦点が荒れられています。確かに達成感を得られるような制度や明確な評価体制、貢献感を感じることができるような状態にあれば、熱意をもって仕事に取り組むことができそうですよね!
「8つの悪」は、このポイントがある職場は避けたほうが良いというものです。
例えば、「ワークライフバランスの崩壊」や「雇用が不安定」、「裁量権がない」などになります。「7つの徳目」の反対を言っているようなポイントもありますが、確かにこのポイントがかけていると辞めたくなるなあというポイントばかりです。
ぜひ、この本で現職はどうかを判断してみてほしいと思います。
・転職が僕らを助けてくれる
この本は、高卒年収250万円から転職を繰り返すことで、現在は大手のコンサルに入社し、今は30歳で年収1000万円になった著者が具体的にどんな転職をしてきたかが書かれている本です。
「転職活動」や「転職準備」などで具体的な転職のイメージを持つことができます。
「転職活動」では特に以下が非常に参考になりました。
・会社選び
中途採用には募集に波があるので、受かりやすいタイミングを狙え。入りたい企業が1回で無理なら2回で狙え。
・書類選考、面接
企業側の募集要項、背景を徹底的に研究する。(募集している背景は何か)実績がなくてもスキルの紐づけができればいい。(転職2.0のタグ付けのような話)
・転職エージェント
エージェントしか知らない情報を聞き出せ。内定後もゆるくつながっておいて常に情報入手。
具体的な転職活動の仕方について参考になることがたくさん書かれているので、転職の具体的なイメージをまずは持ちたいという方は必見です!
・プロティアン
この本は転職の本というよりも自分のキャリアについて考える本です。
プロティアンとは「変幻自在なキャリア」のことになります。終身雇用などなく、いつ倒産するかわからない今の時代、自分を一つの企業と見立てて戦略的に自分自身をブランディングしていく必要性を述べています。
基本的には、企業が行っていることと同じことをやろうということです。
貸借対照表を個人で作成してみて、どこの資産、資本が足りていないか、今後どうすれば得ることができるかを考えていきましょう。実際に本にやり方が書いているので、見ながら実践していただきたいですが、20代は特に無形資産(目に見えない自分のスキル)に投資をすべきだと思います。ほしいモノがたくさんあり、お金を有形資産(自動車、家電、服)に使っていきたいと思いますが、まずはお金を得るために必要な無形資産を高めていくと安定してきます。
ぜひこの本を読んで自分自身のお金の流れ、キャリアプランについて考えてみてください!
〇まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では転職の参考になりそうな本を5つ厳選して紹介してみました。
まだまだご紹介したいポイントは沢山ありますので、今回のような記事も書いていきます。
今後も読んでいただけますと幸いです。
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